ミシン「ジャノメJP710」レビュー

 質実剛健というイメージのミシンです。

この春新調したミシン。
ジャノメJP710でございます(JP510の後継。写真は特定の販売店用オリジナルカラー)。

 縫い目はこんな感じ。

私がミシンを選ぶ基準は、一に耐久性ニに価格、三にボタンホールの充実度であります。2ヶ月使ってみての感想です。

JP710のここがイイ

耐久性・修理可能性

寿命が短いと言われるコンピューターミシン(安物は早くて数ヶ月って!?)。でも、こちらは10年は壊れないと定評があること、大手メーカーのため修理の際も部品が手に入りやすそうなことが決め手でした。

価格が手頃

だいたい4万円で手に入る様子。旧ミシンも4万円で購入したけれど、それよりも縫い目が豊富で賢いボタンホールが縫えて縫い音も静かなミシンが、同じ値段で手に入るなんて……。

ボタンホール

布帛トップスについては、かぶって着るプルオーバーは禁忌、ボタンあき必須の私。ボタンホールを縫いやすいこと、ほつれにくいボタンホールを縫えることが重要です。

まず、ボタンを押さえにセットするだけで勝手に大きさを考えて初めから終わりまで自動で縫ってくれるのが楽ちん。

そして、薄地でもほつれにくいラウンドタイプのボタンホールも縫える。

旧ミシンはオーソドックスなボタンホールしか縫えなくて、洗濯しているうちに上下のところから生地やら糸やらほつれて来てしまっていたんですよね。こういう、ぐるっと一周ジグザグ縫ってくれるボタンホールがずっと欲しかったんです。

ロックミシン風の縫い目

布端を処理するのに、旧ミシンはジグザグ縫い、点線ジグザグ縫いしかなくて、裏をチラッとみれば手づくり感丸出し〜という感じだったのですが、この縫い目11!

これロックミシン風のカバーステッチが縫えるではないですか~。ほつれにくさはもちろんのこと、パッと見、既製品ぽくていい。ロールアップで着るカジュアルパンツの裾にも使ってみたい。

押さえ圧を簡単に調整できる

パカッと開いて「0~3」まで4段階に調整可能。伸縮性のあるニットやストレッチを縫うときは非常に便利です。今まで押さえ圧を解消するために生地との間に厚紙などを噛ませて縫っていたのが、ほぼ不要に。ニットの服をよく縫うので、これは助かります。

縫い音が静か

旧ミシンは十数年前のミシンだったのですが、今のミシンは音が静かになっていてびっくりです。

JP710のここがイヤ

モスキート音

通電中にヂーッという音(冷却ファンの音?)がします。今まで無音の非コンピューターミシン使ってきた身としては気になって……しかし、これはコンピューターを搭載している以上は避けられない宿命か……そのうち慣れるかな?

ライトが電球色(白熱灯)

このLED隆盛の時代に、未だに白熱灯……色がオレンジで生地や縫い目が見にくいこと! てっきり作業性の良い白色LEDになっていると思い込んでおりました。こんな大手メーカーが未だに白熱灯使ってるのは何故かしら(一部ではLEDに変わってきているらしいけど)。

→その後簡単に解決しました。

ミシン専用LEDライトが売られてなくても諦めないッ。規格にあった白色LEDを探して交換すれば、明るく見やすく縫いやすい♪

糸切り・糸通しが微妙

角度によって糸切りの切れが悪い(スパスパじゃなくて、ブチブチという感じ)。たまに基部の窪みに糸が挟まってしまう。自動糸切りもないので、結構ストレス……。

糸通しも、やや奥まってて糸がかけづらくスムーズ性に欠ける。

こういうローテクなところは一世代前のミシンの方が上手だったかも~(旧ミシンはメーカーが違うので単にその差かも)。使い慣れれば気にならなくなるかしら?

総括

などと小言を言いつつも、必要十分な機能と縫い音の静かさ、日々ご機嫌で使っております(特に白色LEDに替えてからは!!!)。今後もこれ1台でやってく所存です。あとは耐久性のみ。どうか10年、欲を言えば15年、あわよくば20年! もってくれますように……。

ちなみにこちらのお店で購入。色々調べた結果、最も安く本体・フットコントローラー等周辺部品が揃い、保証期間も最長(5年)、おまけも気が利いてました(純正ボビン25個)。


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